パチンコ店の人材教育
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人材こそ最大の武器
T.人材の質向上こそ最も有効な業績向上策
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繁盛店と不振店の違いは?
パチンコ店の強弱がはっきりしてきました。大量入替をしても多額の打ち出しをしても稼働が上がらない、1円パチンコや2円パチンコなどを導入しても業績が回復しない店を尻目に4円パチンコでも活況を呈している店もあります。
その違いはなんでしょう。
良い店の共通項は人材の質です
。
打ち出しをかけても反応がないのは 顧客との接点である従業員の質が低いからです。
良い店はそれほど多額の打ち出しをせずとも安定して集客ができます。
質の高い採用をしても教育がなければ宝の持ち腐れ?
新卒を高い採用費を投じて採用しても
5年程度の期間で店長
にできなければ 採用費という投資はムダになります。採用時点では可能性が高いだけで質の高い人材ではありません。
人材教育の最大の目的は業績の向上です。
可能性だけでは業績は上がりません。採用後放置したのでは人材は不効率な行動しかできません。いかに人材の質を高めるかは 採用後の教育にかかっています。
採用費という投資、打ち出し入替と言う投資を回収するには、どのくらいの教育を施したかによって大きく結果が変わります。
原石も磨かなければ宝石になりません。
U.
人材教育は目的を明らかに
事業の発展が終極の目的
営利会社が行う教育は事業の維持発展です。そのために業績の向上を図る必要があります。
業績を向上させるために必要な教育の目的が決定されます。
さらに、業績を向上させるために従業員の階層別に期待される役割が決定されます。その役割を達成させるために必要な能力が明らかになりますので、その能力のゴールに至らない点を埋めるのが人材教育です。従って
人材教育無くして事業の発展はありません
。
←人材投資の元の取れる教育が必要です。
V.
人材教育計画
人材教育と経営計画のマッチング
経営計画とは業績達成の道しるべです。
経営計画を達成するために人事計画があります。
そして、人事計画に沿って教育計画が4W2Hで作成します。
いつまでに・・・・・・人材育成の納期
どんな人材に・・・業績を達成することができる能力
何人・・・・・・・・・・業績を達成する事に必要な人数
どのように・・・・・・研修やOJTの方法論を定めます
いくらで・・・・・・・・予算
誰が・・・・・・・内部育成と外部コンサルタントの活用
期限と目標のない計画は計画ではありません。平均的な人材をいつまでにどの程度の能力にするかを決めることが業績に結びつきます。
※例示は5年で店長ができる能力にすることであって、店舗がないのに店長を増やすことではありません。店長は複数の店長能力を持った者を選任し、場合によっては競争させ交代をすることにより人材の活性化ができます。
W.教育体系
教育体系の整備が業績の安定につながります
教育体系は経営理念に沿った、求める人材像をいかにして作り上げるか、その地図です。
教育体系の整備により、各階層、または各職種毎に必要な能力を漏らすことなく均等に修得させる事により、業績の安定化と効率化を図ることができます。
教育体系は研修の羅列ではありません。
定めた時期までに目標となる能力を備えた人材を創造するための体系です。
研修と現場での計画が連携しないと、人材は育ちません。従って教育体系は研修とOJTに関する内容を定める必要があります。
研修体系
階層別の研修内容を制定します
必要があれば職種別研修を制定します
研修をどこの年次で行うかを定めます
OJT体系
OJTの内容を制定します
OJTを体系的に行う管理方法を定めます
OJT支援ツール マニュアル等の整備をします
OJTに必要な書式整備をします
研修体系の作成へ続く
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