U節で述べた様に、顧客満足は出玉とそれ以外の要因によります。出玉が一番の目的かもしれないが、実は一番の満足要因では無い可能性が強い。ほとんどの人が負けるからパチンコ店は潰れないのであって、良い負け方をさせることが最大の満足です。その店で楽しい時間を過ごすことができたと思わせることが重要であり、多岐にわたる環境の分析、従業員と顧客の状態、来店に感謝し再度きて欲しいという気持ちを店全体で示す店と、全く無視をする店とどちらの店に人は多く集まりますか。不振店対策で、釘と入替にしか興味が無く、事務所にしかいない店長がいる店は絶対に顧客満足を得ることはできません。出玉も機械入替も他店と比べて大きな驚きをさせる事は、すぐ限界がくるからです。顧客が驚くと言うことは大それた事をするのではありません。 |
リッツカールトンホテルでは ミネラルウォータが2本なくなり、炭酸水2本が残っていたら、その客が次にきたときに 冷蔵庫の中はミネラルウォータ4本になっているのです。大したことではないが顧客は驚きます。パチンコ店のカウンターでは顧客がたばこというと間違いなく、銘柄を言わなくても顧客の好みのたばこが出たりします。 |
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なんだそんなことならうちの店もやっています。そうだと思います。しかし、駐輪場で整理をしている人間が 顧客が出てきたらその顧客の自転車を間違いなく出せますか?釘を打つ人はその打ち方が、炭酸水を飲んだのかミネラルウォータを飲んだのかしっかり覚えて行動したように、顧客の好みに合わせていますか?あらゆるところでカウンターがたばこの銘柄を言われずに出すような努力をしているか点検をする必要があります。平々凡々の中に顧客の驚きが隠されていますが、見つけ出し実行することは難しいことです。それは、顧客を知りたいという気持ちの大きさと、そのストロークの数の多さに他ならないからです。パチンコ店の店長の多くが顧客を知りたいという気持ちより、
新台情報や機械特性や釘調整の仕方を知りたいと願っていないでしょうか。
さて、あなたの店の店長はどのように顧客を知ろうとしていますか? |
W.満足 |
お客様の満足は千差万別です。顧客満足を十把一絡げにいうことは適切ではありません。
しかし、満足の目標は
負けたお客様に
「ありがとうございます」が言えて
お客様が
「おう、また来るよ」といってお別れができる関係を作ることです。
ムリと思えばそれまで、工夫してみようと思うところから差が出てきます。
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Y.店舗診断 |
不振店対策は、不振原因を知るところから始まります。まず不振原因を追及する店舗診断から不振店脱出が始まります。
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