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販売促進のプロモーションの原則であるアイドマの法則は採用プロモーションでも同様に重要な法則です。
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アテンション 初期接触では、いかに他社他産業を出し抜いて、自社に注目させるかが重要です。リクナビには実に7,500社近くの登録企業があり、またパチンコ企業は240社近く登録をしています、単にリクナビ登録しただけで自社のページを開かせることはできません。あるいは合説では単に参加しただけでは自社ブースへ立ち寄らせることはできません。知恵と工夫がなければがなければ、学生は他社へどんどん流れていきます。どうしたらリクナビ等で閲覧されるか、合説では一番目立つところにブースを開くことができるかなど検討が必要です。また、初期接触で自社のページを開かせるためにはキャッチコピーが有用です。
ソニーや松下と同じ土俵で採用しなけらばいけない時 どうしますか?
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インタレスト・デザイヤ・メモリー
接触に成功したら 会社イメージを印象づけます。
1.準備すべきもの
・自社独自の採用ホームページ(営業用とは分離する)
・合説でのトークシナリオ(自社独自会社説明会への誘致を目的とする)
・ツール類
採用用会社案内(学生向けに夢のあるビジョンを中心にしたもの)
ポスター(合説等で目を引くもの)
エントリーシート
採用用ビデオ(会社の紹介を映像化する)←少々費用はかかりますが学生にアピール
nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn する効果は、口頭や文書よりかなり高く
なります。
ノベルティー(あまり効果はありませんが工夫次第で画期的な効果が出るかもしれません)
2.行動
パチンコは他産業との競争では弱者の戦略をとらなければなりません。
・こちらから出向く行動
待つのではなく、学生のいる方へ出向くかなければなりません。
合説では開催者側のルールもありますが、許される範囲で自社ブースへ
誘因表現・行動をする必要があります。
また、単独会社説明会は本社のみで行わず、学生が来やすい場所に
出向くことも必要です。
初期接触の目的はエントリーシートの獲得です。 |
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採用力の弱い(規模、所在地、業績、待遇など)は20倍30倍のエントリーシートを獲得しないと採用ができないこともあります。いずれにせよエントリーシートの獲得目標を定めることが重要です。 |
メモリー
業界志望が少ない中、学生に入社させるためには印象を強く持たせることが重要です。
印象を強く記憶させる手段
ア.単独会社説明会の工夫
単に会社の説明に終わらず、業界を理解させ、仕事を理解させる工夫をします。
例:釘調整講座の実施、ビジネスゲームや業界理解ゲームなどの実施
先輩社員との懇談等、学生の不安を消し去り、夢をふくらませるようなイベント化してみる
ことも有効です。
イ.個別接触の充実
入社動機のウエイトの高いものに、採用担当者の人柄によるところがあります。また、入社後
どのような仕事をしたいかとのアンケートに採用という希望が比較的多い。それは、採用担当者
の個人的接触に共感した結果です。
弱者の戦略のうち、差別化戦略は強きところを崩すには最も有効な戦略です。
採用行動で採用人数に影響する最も重要なことは
採用担当者の人柄と能力
です。
採用担当者の人柄とは?
採用担当者の人柄とは 本来もっている性格とは違います。
学生にどのように接するかです。
何が何でも、だましてでも採用しようとすれば 学生の心は離反します。採用担当者という前に人生の先輩として 学生に何ができるのかを考え、本当に自社に入社することが良いのかどうかまで 学生の人生を学生の立場になって、一緒に考えられる人が 遠回りですがたくさんの良質な学生を採用できます。(この辺は人数を請け負うアウトソーシング会社ではできないことです。)
採用担当者に必要な能力とは?
コミュニケーション能力、洞察力、理解力、共感性、等の対人関係能力と全体像を把握できる計画力と実行力などが求められます。
母集団の管理
パチンコ産業の採用活動は弱者の戦略です。強者のエントリー→会社説明会→面接→内定といった機械的な母集団管理では弱者は採用できません。
正確なデータベースの構築と緻密なアプローチ 工夫が必要です。
また、母集団そのものを組織化して、学生が学生を呼ぶ体制作りも検討すべき事です。
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